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今日はおやすみ🎶


LOHAS cafeに定休日は日曜日と火曜日です♪

日曜日は子供のための休み。火曜日は私のための休養日です。

昨晩は私が10年ほど前に居座っていた伊勢で、一年で一番大切にされている神嘗祭と言う神様のお正月と言われる日でした。

伊勢で学んだことは沢山あるので少しずつ小出しで書いていこうと思うんですが

今日はお休みなのである有名な詩を紹介させてもらおうと思います

このお話は、私が伊勢の研修宿泊施設で子供たちのサマーキャンプをしていた時によく先生がしてくれて、何度聞いても涙して、10年たった今聞いてもやっぱり涙がこぼれます

その詩がたまたま文章になって届いて、活字でじっくり読んでやっぱり感動し、沢山の方に知っていただきたいと思ってコピーさせてもらいます

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有名な詩なので、ご存知の方も多いと思います。

脳性麻痺を患っていた故・山田康文くんが書いた詩です。

「おかあさん、ぼくが生まれてごめんなさい」

ごめんなさいね おかあさん

ごめんなさいね おかあさん

ぼくが生まれて ごめんなさい

ぼくを背負う かあさんの

細いうなじに ぼくは言う

ぼくさえ 生まれてなかったら

かあさんの しらがもなかったろうね

大きくなった このぼくを

背負って歩く 悲しさも

「かたわの子だね」とふりかえる

つめたい視線に 泣くことも

ぼくさえ 生まれなかったら

体を動かすことも、話すこともできなったので、養護学校の先生が50音表を持ち

「YESはウインク、NOは舌を出す」

という方法で書いたそうです。

最初の一行を書くのに、1か月かかったといいます。

長い時間をかけてでも、伝えたい言葉だったのですね。

その詩に対して、お母さんも 詩を返します。

わたしの息子よ ゆるしてね

わたしの息子よ ゆるしてね

このかあさんを ゆるしておくれ

お前が脳性マヒと知ったとき

ああごめんなさいと 泣きました

いっぱい いっぱい 泣きました

いつまでたっても 歩けない

お前を背負って 歩くとき

肩にくいこむ重さより

「歩きたかろうね」と 母心

“重くはない”と聞いている

あなたの心が せつなくて

わたしの息子よ ありがとう

ありがとう 息子よ

あなたのすがたを 見守って

お母さんは 生きていく

悲しいまでの がんばりと

人をいたわる ほほえみの

その笑顔で 生きている

脳性マヒの わが息子

そこに あなたがいるかぎり

母の言葉に、康文君はまた詩を作りました。

ありがとう おかあさん

ありがとう おかあさん

おかあさんが いるかぎり

ぼくは 生きていくのです

脳性マヒを 生きていく

やさしさこそが、大切で

悲しさこそが 美しい

そんな 人の生き方を

教えてくれた おかあさん

おかあさん

あなたがそこに いるかぎり

お母さん、ぼくが生まれてごめんなさい

この詩を読んでいると、障害があるとかないとか、そういうことを超えて、

お互いのことを 思う気持ちを持つことって、なんてすてきなんだろうと思います。

私が子育てで一番大切だと感じるのは、ただそばにいることです。

長い時間でなくてもいい。

ただ一緒に過ごすこと。

どこか 特別なところに 連れて行かなくてもいい。

ただ日常をともに歩むこと。

いいお母さんになれなくてもいい

ただ子どもとともに生きること

お母さんは、生きているだけで 百点満点。

私は、講座や講演会でお話しすることが多いのだけど、ほんと、そう。

あなたが そこに 存在しているだけで、子どもたちは 居場所と安心感を得ています。

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